糖質制限2.0
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糖質制限2.0
医師である著者はこれまで、マクロビ、べジタリアン、断食など様々なダイエット法を専門家の下で自ら実践し、きちんと痩せられてしかも体力を上げられる糖質制限を患者さんにも勧め、結果を出してきた。体型がタルみ体力が落ちてくる40歳前後の人にとって、これほど良い健康管理の方法はない。 本書では、週末など休みの数日を利用して糖質をリセットし、それを保っていくというムリのないメソッドを推める。また、食べ方以外にもたくさんある糖質制限成功のコツや失敗の落とし穴についても解説する。
『モチベーション3.0』とかみたいで、題名が格好いいじゃないですか(笑)
糖質制限も歴史は浅いけど、これから3.0、4.0とどんどんレビジョンアップして行ってほしいものですね。
もう、普通のダイエットでは効かない理由
「太りにくい身体」を手に入れろ。
- 40代「太る・疲れる」は当たり前だと受け入れる
- 40代で努力せずに引き締まった身体やハードワークを楽々こなす体力を維持している人はいない。
- 「断糖」と「運動」の両輪で身体を絞れ!
- 中年太りの最大の原因は、基礎代謝の低下
- 疲れやすさの原因も糖質
- ドーパミンは糖質を摂ることでますます分泌量が減る。
- 糖質摂取によって交感神経が過度に働くと、不眠やイライラが起こり、さらなる疲労感につながる。
痩せてる人に話をきくと「なぜ太れるのかわからない」と言われる。努力していなくても痩せている人は痩せている。それはそれで悩みもあるらしい
世の中の糖質制限は甘い
- 「半端な糖質制限」が事態を悪くする
- 成功を得たいなら、「減らす」のではなく、一時でも「断つ」のが正解
- 1日5g以下の「断糖」で健康な身体になる
糖質を摂るリスクを知って自分を洗脳せよ
糖をやめると、イヤでもQOLが上がる
摂ると不眠、断つと安眠
- 糖質を断って痩せれば、無呼吸症候群が改善され、一晩中ぐっすり眠れる。
- 断糖は副交感神経をしっかり働かせるので、眠りの質全体も上がる。
メンタル面、病気にも効果あり
- 摂るとがんの可能性・断つと予防できる、改善しうる
- 糖を摂取することは、がん細胞を体内で培養しているようなもの
- パニック障害は糖摂取後の血糖値の急降下が引き金になることがわかっている。
糖質制限2.0の食事ノウハウ
開始前のマインドセットが大事
成功の秘密は「3」
- 消化器の1日のサイクルは「消化」「吸収」「排泄」の3つで回っている
- 筋トレで断裂した組織が再生してより強い筋肉になるまでの期間は3日
- 新しいことを始めて、習慣として定着するのは3週間後。
- 糖質で言えば、摂取した糖が体脂肪に変わるまでの時間は3日間
- 中毒症状が抜けるのも3日
実は食べ物「以外」が糖質制限の決め手
「飲み物」で糖質制限の質を上げる
サプリメントでビタミンCを補おう
- 果物を食べないのでビタミンCが不足しがち。
- オイルと一緒に摂取するとなお良い
目標4㍑!とにかくたくさん水を飲め
少なくとも2㍑、できれば4㍑
- 目的
- 糖質制限中の腎臓の負荷を減らす
- 糖分への欲求を抑える
- 「疲れない身体」をつくるため
- 中高年の多くは脱水に陥っている
今やダイエットのスタンダードになりつつある糖質制限。
間違いなく結果も出るし、精神疾患や、がん、認知症にも効くと言われている。
歴史が浅く、エビデンスという意味では不安は残りますが、すでに糖尿病になった方や、認知症を家族に持つ方は実施してみる価値は大いにあると思います。
日本ではいまだに炭水化物至上主義(と言うか、白米至上主義)の方が大勢います。そのへんの意識改革になるといいですね。
では!