体が生まれ変わる「ケトン体」食事法
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体が生まれ変わる「ケトン体」食事法 by 白澤卓二
体が生まれ変わる「ケトン体」食事法―――太らない、疲れない、老けない! 体と頭を「糖化」させるな
- 作者: 白澤卓二
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2015/09/17
- メディア: Kindle版
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「ケトン体」とは、私たちの体の中でつくられるもの。 誰もが持っているのに活用されていない、 「頭や体を働かせる、もう一つのエネルギー源」です。 糖質を減らすと働きだす「ケトン体」によって、 あなたはもっと健康になれます
本当に「ケトン体」って言葉が流行語大賞に選ばれないかしら。
そうすれば日本全体健康な国になるのに。
かく言う私も、糖尿病を発症してから初めて健康に気をつけるようになったくらいなので・・・健康な人が(アスリートは除く)気にするはずもないですよね・・・
さぁ気を取り直して、早速いってみましょう!
頭の冴えも強い体も「ケトン体」がつくる
私たちの体の中でつくられる注目の「ケトン体」
約7割のヒ人は、エネルギー源をブドウ糖に頼り、血糖値を上げる食品を好んで食べている。
なぜ?
- 筋肉や脳を動かすためには「ブドウ糖をとるしかない」と考えられてきたから。
- しかし、この常識は全く根拠がなく間違ったものだった。
まだまだこの考えは根強く残っています。「糖質制限してます」って言うと、「力入らないし、頭回らないでしょ?」って言われますからね
「ケトン体」はなぜ、それほどいいのか
ケトン体は健康寿命をもたらす
- 寿命を延長させる明白な戦略の一つは、カロリーを制限すること
- なぜカロリーを制限すると寿命が伸びるのか?
- カロリーが制限されると長寿遺伝子(サーチュイン3)が活性化する。サーチュイン3が活性化すると、ケトン体がつくられる。
- この長寿遺伝子はすべての人が持っているが、普段は休眠状態にある。カロリーを制限するとスイッチが入り、活性化する。
- ケトン体そのものが抗酸化物質。
ケトン体で過度な食欲やイライラなどから開放される
ケトン体を利用できるようになれば、血糖値は乱高下することがなくなり、食欲に振り回されることもなく、集中力が低下したり、むやみに感情的になったりすることも亡くなる。
まだ何も食べていない新生児の血液データが示すもの
- 新生児のケトン体の血中濃度を調べると、成人に比べて非常に高く、生まれた直後はブドウ糖ではなくケトン体を主なエネルギー源にしている。
- 母乳にケトン体の材料となる中鎖脂肪酸が含まれていることが関係している。
「ケトン体質」がもたらす効果
ケトン体質がもたらすメリット
- 肥満と血糖値が改善
- 食欲が正常に
- 血圧の上昇、脂質代謝異常、動脈硬化などを引き起こしている内臓脂肪が減り、いっそうのリスク低下につながる。
頭と体の老化を加速させる悪い食事
「糖質のとりすぎ」が過剰な炎症を招く
- 脂肪細胞は様々なホルモンを分泌している
- 血管を収縮させて血圧を上昇させたり、血栓をできやすくしたり、血糖値を上昇させたりするホルモンも分泌されている。
- 体内の「過剰な炎症」は毎日の食事がもたらす
- レプチンとグレリンがきちんと働いていれば、食べ過ぎる心配はない。しかし、食欲を抑えるレプチンは脂肪細胞から分泌されていて、内臓脂肪が沢山蓄積されている人ほど効きが悪くなる。
「小麦(グルテン)」が体ばかりか脳も蝕む
食べたあとすぐ(2分以内)に血糖値を上げるものは食パン、フランスパン、うどんの3つ。
最近では糖質だけでなく、小麦も減らそうと努力している。ただしあまり実感が無いので、ついつい食べてしまいます。一度徹底的に排除してみようかなぁ
いかがでしたか?
ここのところ連続で「ケトン体」の本をレビューしています。
もっと完全な「ケトン体質」になり、血糖値を下げ、更にスリムになれるといいなぁ。
では!