少子高齢化問題と、エロと漫画と山本直樹
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鬼才山本直樹
山本直樹って知ってます?
大きな声では言えないんですが、僕、大好きなんですよ〜
えぇ、もういい年したおっさんです。
でも、ただのエ◯本より、よっぽど興奮します。
はい、絶対に保証します。
多分、世間一般では「レッド」あたりが有名だと思います。
連合赤軍をモチーフにした作品です。
この作品も山本直樹氏独特の世界観とタッチの素晴らしい作品で、全巻読みました。
でも、私が今回お勧めするのはこの作品ではありません。
BLUE
まず、この本が「ビッグコミックスピリッツ」で連載していたという事実に驚く。
今流行り?の可愛い子と格好いい男のちょっとやらしい物語とは一線を画している。
6編の短編が収められているが、繋がっているわけではない。
- BLUE
- ヒポクリストマトリーファズ
- なんだってんだ7days
- 197X
- 激しい王様
- 希望の友
- ずびずば
ストーリー
高校の学園祭の日に学校の屋上に上った灰野は、そこにある天文部の部室で優等生の九谷エリに出くわす。エリは灰野に「BLUE」という薬を勧め、セックスに誘う。2人は頻繁に屋上で体の関係を結ぶようになり、次第に灰野はエリに恋愛感情を抱き始める。「BLUE」とは、彼らがセックスのさい服用した興奮剤。主人公が高校を卒業し、部室でセックスにふけった日々が夢のように思われた、というところからタイトルになった。
読んだ後涙するとか、やる気が湧いてくるとか、そんなことは絶対にありません。
まぁやらしい。
でも、ただやらしいだけでなく、シュールな物語で、独特の世界観に引き込まれてしまう。
お勧め
「なんだってんだ7days」
テレビばかり見てると馬鹿になる
どうしたらこんなシチュエーションを思いつけるんだろう?
蛭子能収さんとは違う意味の狂気の世界観。
ストーリー
有紀は高校を卒業後、一度は就職したもののすぐに辞めてしまい、今はワンルームのゴミだらけの狭い部屋で暮らしている。いわゆるである有紀の部屋に、インターネットで知り合った伊藤恵二が訪ねてくる。恵二は有紀の部屋にカメラを設置し、カメラによく映るようにして有紀を抱いては、その映像を配信している。次の日、有紀を社会復帰させようと母の依頼で支援センターのカウンセラー馬戸がやって来た。
- なやまない
- ひどいやつらは皆殺し
- ひどいやつらは皆殺し2
- きさくなあのこ
- 「味方」
- 便利なドライブ
- 泳ぐ
- テレビばかり見てると馬鹿になる
映画化もされているらしい。
見て見たい気もするけど、世界観は表現できないだろうなぁ。
それと山本直樹氏の描く女性は、どんな美人でも、可愛い子でも代わりは務まらない気がする。
お勧め
泳ぐ
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堀田1〜4
この「堀田」は全4巻からなる作品。
山本直樹氏の作品の中で、1番エロいと思う。
特に2巻の49ページから始まる、「商品化された性が青少年に与える多大な影響」シリーズが秀逸で、これを中学生時代に読みたかった。
2巻のエロさが最高だと思うのだが、3巻が東京都から「有害図書指定」されているらしい。(笑)
なぜ3巻だけなのかよくわからない。
お勧め
「商品化された性が青少年に与える多大な影響」
いかがでしたか?
私は年間100冊以上は本を読みます。
90%以上がビジネス書であり、自己啓発書である。
その反動なのかなぁ。
たま〜にこういう本が読みたくなる。
ただヤラシイだけなら、ネット上でいくらでも読むことも見ることもできる。
でも、この山本直樹氏の作品に惹かれる。
また、何度読んでも興奮してしまう。
今日本は、少子化も進み元気がありません。
今こそ我々中年男性が立ち上がるべきです!(色々な意味で)
騙されたと思って手に取って見てください。
絶対に元気なります。(色々な意味で)
では!