美しい曲BEST5
美しすぎてハッとしてしまう曲
いい音楽とか悪い音楽とかでもなく、好きとか嫌いでもなく、純粋に美しい曲ってありませんか?何気なく聴いているうちに、美しすぎて心が痛くなるような・・・
インスト物に多い気もしますが、時に歌ものでも出会うことができます。
今日はそんな美しい曲5曲を紹介したいと思います。
第5位
「DEE」Ozzy Ozbourne(Rndy Rhoads)
アルバム:ブリザード・オブ・オズ収録
Dee - Acoustic Finale - Randy Rhoads Remembered 2014
中学3年生の頃、ヘヴィーメタルにハマった。
メタリカ、アイアン・メイデン、モトリー・クルー、ラット、スコーピオンズ。
勿論ディープ・パープルやレッド・ツェペリンなどベテランも好きだった。
今回紹介するオジー・オズボーンはブラック・サバス時代も含めてそれほど好きではなかった。
でも今回紹介する「DEE」という曲だけは別。
「血塗られた英雄伝説」とサブタイトルのついた(格好悪い・・・)アルバム。
激しくおどろおどろしい音楽を期待して聴き始めたが、思ったよりポップでメロディアスなナンバーが続き、なかなかいいなぁと思う半面、バリバリのヘヴィーメタルを期待していた私としては欲求不満。
そして4曲目「DEE」が流れ始めた。
1分にも満たない、アコギ一本での演奏。
震えた。なんでこんなに美しい音楽が作れるんだろう。
夢中でギターを練習した。形上は弾けるようになった。
でも、どうしてもRandy Rhoadsのような、人の心に響くようには弾けない。
わずか25歳で人生の幕を閉じてしまったのが残念でならない。
第4位
「My Foolish Heart」Bill Evans
アルバム:Waltz For Debby収録
通称Riverside4部作。このアルバムは3枚目に当たります。
Bill Evans Trio - My Foolish Heart
発売されたのが1961年ですから、もう半世紀以上前!
音も素晴らしいし、音楽も色あせない。
やっぱりジャズはフォービートだね。
この曲は必ず名曲もひとつとして取り上げられます。
でも私にはわからなかった。
どう考えても2曲めの表題曲「Waltz For Debby」に耳が行ってしまいがちで、この曲の素晴らしさに気づいたのは、実はつい最近。
気づかなかった事が不思議なくらい、素晴らしい演奏に、鳥肌が立つほどに美しいメロディ。これだから音楽はやめられない。
続いて第3位
「Green Green Grass of Tunnnel」müm
アルバム:Finally We Are No One収録
アイスランド出身のエレクトロニカバンド。
アイスランドというと、ビョークやシガー・ロスなど、小さい国ながら素晴らしいバンド、シンガーを輩出しています。
おそらくシガー・ロスにハマっていた時代に聴いたんだと思うんだけど、思いだせない。
シガー・ロスもそうだけど、どちらかというと、この手の音楽は読書をしながらとか、何かをやりながら聞く、いわゆるBGMとして聴いていた。
心地よいので何度も聴いていたとは思うんですが、素晴らしさに気づいたのは5年位聴いた後。ある日急に「うわっ!すげぇ」となったわけです。
いよいよ第2位
「The Book of Love」Peter Gubriel
アルバム:「Scratch My Back」収録
まさかピーター・ガブリエルが入るとは・・・・
Peter Gabriel - The Book of Love
初代ジェネシスのボーカリスト。
ボーカルがフィル・コリンズに代わり興味が失せた。
ピーター・ガブリエルも1986年の「So」を最後に聴かなくなった。
「Sledgehammer」を聴いて、「終わったな」と思った。
そして、時は流れて2010年。
ふとこのアルバムを手に取り聴いた。
「ずいぶんAOR色が 強いなぁ」
正直イマイチだった。
9曲目が流れて来て、手が止まり、耳が釘付けになった。
なんて優しいんだろう。
Randy Newmanの初期作品のように、危うげな歌声に涙が溢れそうになった。
14年分さかのぼって聴いてみたけど、この曲だけだった(笑)
発見したのはまさに奇跡!
このように埋もれた名曲って数限りなくあるんだろうなぁ。
それを埋めてくれるのがSpotifyに代表される、音楽ストリーミングサービスですね。
そしていよいよ第1位!
「Ce Matin-Lå」Air
アルバム:Moon Safari収録
このアルバムも、もう20年以上前になるのか・・・
1998年、仕事を辞めるかどうか悩みに悩んでいた時期でもあり、精神的に非常に不安定でした。
聴いていた音楽も「World Standard」「Sonic Youth」「Yo La Teng」等、なんかトリップして落ちていってしまいそうな音楽ばかり・・・
今回紹介するAirもそれを期待して聴いたんです。
聴いてみるときれいなインスト物で、「ちょっと違うなぁ」と思いながらも、きれいなメロディに徐々に心を奪われていきました。
ちょうど1分。ホーンの音が鳴り響きます。ニュージーランドの草原を思わせる優しい音。春の暖かさと緑のにおいが立ち込めてきそうです。
いままでの黒々とした心の闇が遠くへ流れ去って行きました。
心が洗われた気持ち。
それがこの曲を聞き終えた後の正直な感想です。
なかなかそんな感覚にしてくれる音楽に出会うのは難しいです。
会社を辞めるか悩んでいたからこそ出会えたし、その時の感情がこの曲を名曲にしたのかもしれません。
人生の中で「嬉しかったとき」「悲しかったとき」「辛かったとき」その時々を思い出させる音楽があると思います。
マイケル・ジャクソンを聴けば、一瞬で中学生時代にタイムスリップし、Blue Heartsを聴けば高校時代へ。
これからの人生の節目にもそんな音楽に出会えるといいですよね。
それでは、良い音楽ライフを!
くるりの名曲Best5【裏編】
- 僕が大好きなくるりの名曲Best5!
- 街
- 坂道
- 石、転がっといたらええやん
- 犬とベイビー
- GUILTY
僕が大好きなくるりの名曲Best5!
くるり好きなんです。
日本武道館にも見に行きました。
女性ファンが多くて驚きました。男性が多いと思ったのに・・・
ファーストアルバム「さよならストレンジャー」からのファンなので、ちょうど20年。1999年に生まれた子供がもう成人ですよ!(当たり前ですが・・・)
私も年をとるわけです・・・
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くるりの名曲Best5!【表編】
みんな大好きくるりの好きな曲Best5!
くるりいいですよね〜
Wikipedia
出会いは1999年。
前職を退職し、無職の時に出会いました。
この頃出会った音楽は強烈なものばかりで、今でも大好きです。
邦楽で言えば、「くるり」「中村一義」「スーパーカー」の3組です。
スパーカーは解散してしまい、中村一義は・・・
あの頃の勢いのまま残っているのは、くるりだけ。
それってすごいことですよね!
今回ご紹介するのは、誰もが一聴して素晴らしいと感じる曲ばかりです。
早速ご紹介します。
まず第5位
男の子と女の子
アルバム「The World is Mine」収録。
言わずとしれた名曲ですね。
PVも独特です。
僕の優しさもだんだん年をとる
この辺の言い回しがさすが岸田さんですよね。
第4位
BABY I LOVE YOU
アルバム:NIKKI収録
このアルバムは全体的に優しさに満ち溢れたメロディで溢れています。
美しいメロディとタイトルだけを見ると、ラブソングなのかなと思うかもしれないが、僕は片思いの曲なのかなと感じてしまう。もしくは別れた彼女のことを歌ってる?
「愛してる」「好きだ」「会いたい」なんて陳腐な言葉を使わないところが岸田さんらしいですね。斉藤和義さんのような不器用さが格好いいです。
第3位は
東京
アルバム:さよならストレンジャー収録
言わずとしれたくるりのデビュー曲です。
私もこの曲でくるりを知り、くるりを好きになりました。
シンプルだけどアドレナリンを放出させるイントロから始まり、山場へ向けグイグイ盛り上げる曲構成がたまりません。
私も地方出身者で、長野の山で生まれ、東京の大学へ行き、関東で働いています。
長野の冬の厳しさ、生活環境を考えれば、都会生活は素晴らしいものです。
でも、でもやっぱり故郷が好きなんです。どんなに辛い冬でも、冬になれば長野を思い出し、ノスタルジックな気持ちになるんです。
この曲を聞くと、長野の祖母を思い浮かべます。(もう亡くなってしまいましたが)
祖母は一人になっても、決して長野から出ようとしませんでした。
今は両親が長野に住んでいます。
そしてやはり最後は私も長野に行くと思います。
そんなことを色々と考えてしまう曲です。
第2位
バラの花
アルバム:TEAM ROCK収録
1位か悩みました。恐らく1番好きという方も多いのでなないでしょうか?
多分切ない曲。
最初はあんなに好きだったのに、今では・・・と言う部分が
ジンジャーエール買って飲んだ、こんな味だったけな?
になるのかな?
その他にも
雨降りの朝で今日も会えないや
最終バス乗り過ごしてもう君に会えない
切ないですね〜
会えない理由を探し、悲しいふりして実はホッとしている・・・
とにかく歌詞がいいですね
安心な僕らは旅に出ようよ
ジンジャーエール買って飲んだ、こんな味だったけな
斬新で衝撃を受けたのを覚えています。
イントロも好きです。
この頃ってこんなイントロが多かったような・・・(中村一義のキャノンボールとか)
そしてそして、大好きなスーパーカーのフルカワミキちゃんが!
なんて曲にマッチした声なんでしょうか!
スーパーカーの楽曲の中でも、ミキちゃんが歌う曲は好きだったなぁ。
そして第1位は!
ジュビリー
アルバム:ワルツを踊れに収録
たぶん自分の経験がこの曲を1位に選んだのだと思います。
切ない歌詞と最高のメロディ。
やっぱりこの曲がNo.1です。
私は大きな別れを経験しています。
その影響が強いのか、この曲の歌詞にやられてしまいます。
人はそれぞれのライフ、新しい場所を探して
でも君とは離れ離れ
喜びとは誰かが去る悲しみを
胸に抱きながら溢れた一粒の雫なんだろう
そして最後の
なんで僕は戻らないんだろう
先程「くるり」「スーパーカー」「中村一義」にハマったと書きました。
この記事でも書いていますが、
くるりのNo.1が「ジュビリー」で中村一義のNo.1も「ジュビリー」・・・
すごい奇跡ですね。
さぁくるりの名曲Best5をご紹介しました。
わざわざ表編と名打ったからには、当然裏編もあります。
表Best5は言ってみれば、誰もに愛される名曲です。
裏Best5は私の全くの偏見で選ぶ5曲です。
ある意味本当に好きな曲5曲をご紹介します。
2018年によく聴いた曲BEST5
- 久し振りによく音楽を聴いた年だった
- 「A Message to You Rudy」The Specials
- 「My Best Friend」We`ll Make it Right
- 「Days」The Kinks
- 「Elon Musk is Making Me Sad」The Rentals
- 「Nevermine」Forth Wanderers
久し振りによく音楽を聴いた年だった
Spotifyを有料会員に戻し、がっつり音楽を聴いた年でした。
Spotifyにはよく聞く音楽の傾向に合わせて、おすすめを紹介してくれたり、新譜情報を提供してくれたりします。本当に便利ですよねぇ
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定額制の音楽配信Spotifyを有料に戻したたった一つの理由
Spotifyって最高じゃん?
この記事では「BGM風にしか聴かなくなってしまったので、全て解約した」なんて言っていたのに・・・
気が変わったのには勿論理由があります。
解約したとは言え、無料では使用していました。
Spotifyでは無料とは言え、ほとんど有料と同様に使用できます。
ある日Spotifyから「あなたにおすすめ」みたいな通知が・・・
そこで紹介されたのがこの曲でした。
The Rentals「Elon Musk is Making Me Sad」
The Rentals – Elon Musk Is Making Me Sad [OFFICIAL LYRIC VIDEO]
Rentalsと言えば、「Weezerにハマっていた、1999年頃によく聴いていたなぁ。」くらいの記憶しかありませんでした。
「まぁでもちょっと聴いてみるか」なんて軽い気持ちで聴いてみらもう・・・
一発KOですよ。
激しいビートに、メッセージ性のある歌詞。
・・・なんてことはまったくないんだけど、琴線に触れるメロディ。
相変わらず半泣きのような弱々しい声。
最高じゃないか!この日からこの曲を貪るように聴きました。
そしてこの曲を聴いていると、さらに新しい音楽を紹介してくれる。
それがまた素晴らしくて・・・(その曲が2018年の年間で一番聴いた曲になりました。あとで記事にします)
やっぱり有料会員に戻りました
正直無料でも良かったのかもしれません。
でもこんなに素晴らしいサービスを無料で享受するのは申し訳ない。
それに音質も上がるらしいし、980円/月でこれほどの感動に出会えるならば安いもんです。
本当にもっと早くからSpotifyを有効に使うべきうでした。
お金をケチった結果、2年位時間を損した気分です。
だって時間は絶対に戻りませんからね。
音楽が好きな人は絶対に定額制の音楽サービスを利用するべきです!
音楽の趣味が古臭く凝り固まった私ですが、今では古いのも新しいのも貪るように聴いています。10歳の娘とも音楽の話ができるほど、音楽の幅が広がりました。
音楽だけでなく、家族の絆も深まるなんて最高ですね!
ぜひ!
N'夙川ボーイズ【んしゅくがわボーイズ】
これこそロックンロール
みなさん、こんにちは!
ロックンロールしてますか?
最近色々疲れていて、元気がなかったんですが、久し振りにこの曲のPVを見て元気が出てきました!
読み方が難しいですよね?
んしゅくがわボーイズって読みます。
兵庫県出身のバンドとかそういう情報はどうでも良くて、とにかく見てくれが格好いいの!
メンバーは
マーヤLOVE、リンダdada、シンノスケBOYsの3ピース。
全員がギター、ドラムを演奏できる。
マーヤとリンダが歌って、シンノスケがギターを弾くのが基本。(ていうか、好き)
とにかくリンダが可愛い!(トップモデルとのこと)
そしてマーヤはいかにもロックンローラー!正直近寄りたくない感じ(笑)
シンノスケは50年代からタイムスリップしてきたかのようなオールドファッションスタイル。
そんなバラバラな個性がぶつかり合って作られた音楽が面白くないわけがない!
今日はその中でもとびきりの曲をご紹介します。
「物語はちと?不安定
このPVを是非見て下さい。
リンダの可愛さっぷり、マーヤのぶっ飛び具合、しんのすけの古臭くも格好いいスタイル。
もちろん見てくれだけでなく、メロディも素晴らしく、誰でも口ずさめるようなキャッチーで耳に残る曲です。
ただし、誰もに受け入れられるような曲でもないので、好き嫌いはわかれるかもしれません。
落ち込んだ時に聴くと、びっくりするくらい元気になります。
「なんでこんなことで悩んでいたんだろう」って。
それが音楽のいいところですよね!
ぜひ聞いてみて下さいね
僕が定額制の音楽配信を全て解約した、たった一つの理由
音楽聴き放題
みなさん、音楽聴いていますか〜
私は通勤時、始業前、帰宅後と絶えず音楽を鳴らしています。
小6から洋楽を聴き始め、爪に火を灯して貯めたお小遣いは全てレコードに費やしました。
ソフトだけでなく、ハードにもこだわりを持つようになり、前職を退職した際の退職金を全てオーディオにつぎ込んだほどです。
特に社会人になり、お金を稼ぐようになってからは、CDを親の仇のように買いあさりました。給料日には30枚とか買っていました(もちろん中古です)
そんなこんなで、レコード・CD合わせて3,000枚を超すコレクターとなり、またここ数年はiTunes Storeでダウンロードしまくっています。
定額制の音楽配信
2015年から始まったのが、定額制の音楽配信サービスでした。
もちろんすぐに加入しました。
確か最初は「LINE MUSIC」で、次に「APPLE MUSIC」だったと思います。
「LINE MUSIC」の方は、無料お試し期間が終了次第解約したのですが、APPLE MUSICは有料サービスにも加入しました。
その後、「AWA」、「SPOTIFY」、「GOOGLE PLAY MUSIC」、「AMAZON MUSIC」と続けざまに配信され、「AWA」「SPOTFY」「GOOGLE PLAY MUSIC」に加入しました。
音楽生活は変わったの?
絶えず新しい音楽に触れるという意味では、大きな変化があったと言えるかもしれません。
しかし、BGM風にしか音楽を聴かなくなってしまいました。
やはり無料だからでしょうか?(月額で払っているので無料ではないのですが)
さらに、いい音楽が見つかれば、たとえ「APPLE MUSIC」や「SPOTIFY」で聴けるとは言え、購入してしまうのです。
これがコレクターの性であり、私個人の性分です。
無料で聴けるということよりも、「いいものは持っていたい」という占有したい気持ちが強いので、結局買ってしまうのです。
さらに、音楽を一番聴くのが車中です。
CDからカーステのハードディスクに落として、気楽に聴きたいのです。
え?FMトランスミッターがあるじゃないかって?
もちろん買いましたよ。
悪くない。悪くないいんですけど、当たり前ですが、FMの電波を使うわけで・・・
音質が・・・
何より、1番の理由は面倒臭い。
カーステだったら、ハンドル操作できる。
iPhoneやiPadでは、運転中は危険ですので、操作ができません。
そんなこんなで、全ての有料プランを解約しました。
ただし、「AMAZON ECHO」が来たら(12/4現在、招待メールの返信はまだない・・)
「AMAZON MUSIC UNLIMITED」には加入する予定です。
(さらに「GOOGLE HOME」もセールやっていたので買ってしまいました!)
Google Home Mini チョーク(グーグル ホーム ミニ チョーク)
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ただ、AIスピーカーが来たとして、音楽を購入するという行為はやめないだろうなぁ
では!
最高の音楽は、異性を惹きつけるって本当?【Honesty】
最高の音楽は異性を惹きつける
みなさん、モテまくりですか〜
私のピークは中学3年生の時でした!
今は賞味期限も切れて、娘にしかモテません・・・
中学生時代
何の変哲も無い中学生時代。
それまでの14年間、人生でモテたことは一度もなく、告白したこともされたこともなかった。
中学3年生になり、担任の先生が代わった。
英語を受け持つ女性教師だ。
最初の挨拶で、「授業で英語の歌をみんなで歌います。希望の歌があれば言ってくださいね」と言われました。
そこで私は当時大好きだった、ビリー・ジョエルの「Honesty」をリクエストし、見事採用された。
中学3年生になり、DURAN DURANやCULTURE CLUBを卒業し、静かなバラードを好むようになっていた。
そんな僕にぴったりだったのが、ご紹介するBilly Joelだ。
「Piano Man」「Stranger」数多くのヒット曲を持ち、アルバムも全曲捨て曲なしの、驚異のシンガー・ソングライターだ。
当然、洋楽好きな連中は皆聞いていたし、言ってみれば旬は過ぎていたのかもしれない。
でも、洋楽を聞かない人からすると、こんなメジャーな曲でも当たり前だけど、初耳なわけで。単純にいい曲を知ってもらいたかったんです。
そして授業が始まった
なんか緊張する。
別に自分が歌うわけでもないし、自分が作ったわけでもないのに、無性に照れくさい。
初日は歌わずに、歌詞を見ながら聴くだけ。
それにしてもなんて虚しい歌詞なんだろう。
過去に何かあったんだろうなぁ・・・
「誠実」なんて寂しい言葉なんだろう
だって、誰もが不誠実なのだから
「誠実」ほとんど耳にすることはないよ
でも、それこそが君に求めたいものなんだよ
実は先生からは、「メロディは好きなんだけど、歌詞が授業で使うのに向いていないから、【My Life】じゃダメかな?」と言われていた。
もちろん「マイ・ライフ」も好きなんだけど、今回は「Honesty」を押し通した。
Billy Joel - My Life (Official Video)
マイ・ライフも「俺は俺、お前はお前、放っておいてくれよ」って歌詞なんだけどね(笑)
反応は?
何人かには「いいね!」と言われた。
それだけでも嬉しかった。満足だった。
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
・・
女の子にちやほやされた〜〜〜〜〜い
これが本音です・・・
なかなか女子からは反応がなかった・・・
「こんなもんか・・・」とふてくされていると・・・
ダビングして
ある日、隣のクラスの女の子が、うちのクラスに来て、私を呼んだ。
「英語の授業で使っている歌、すごくいいね。よかったらダビングしてくれない?」とカセットテープを持って来たのだ。
時は1985年。
レコードにカセットテープの時代。
レコードからカセットに音を落とすことが、必要だった。
「いいよいいよ」もちろん二つ返事で答えた。
しかも美人な子。(今でも名前と当時の顔を思い出せるほど)
噂が広まったのか、そこからは毎日ひっきりなしに、ダビングの依頼があった。
嬉しかった。音楽好きでよかったぁと心から思った。
ちやほやされたことも嬉しかったし、好きな音楽を「いいね」と言ってもらえることも嬉しかった。
そして、嘘みたいな話だが、今まで告白されたことなかったのに、一気に3人から告白された。そして、ピュアな関係のまま終わったが、初めて交際することもできた。
その後、ロッド・スチュワートの「セイリング」、サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」と、私の推薦曲が選ばれ、「洋楽のことならあいつに聞け」と言われるくらいになった。
Rod Stewart - "Sailing" (Official Music Video)
思えば、中学1年生の時にポリスの「Every Breath You Take 」と出会ってから、30年以上が経つ。
ジャンルはいろいろだが、「音楽」という括りではずっと続いている趣味だ。
これから死ぬまでの30年(もっと頑張りたいが)も音楽好きでいたいと思う。
(もちろんモテたい)
いかがでしたか?
音楽だけは純粋?に好きなんですよねぇ。
オーディオにもハマったし、ギターも弾いたし、バンドではドラムも経験しました。
フジロック、サマソニ等いろいろなライブにも行った。
そして娘はピアノが好きで、コンクールに出るほどの腕前になって来た。
今までクラシックは聴いて来なかったので、娘に教えてもらおうと思う。
また楽しみが増えた。
では!
どえらい新人がやってきた!その名もBENJAMIN BOOKER
BENJAMIN BOOKER
みなさん、新人発掘してますか〜
私はApple Music、Amazon Music、Spotify、Facebook、Twitter等々
それらをフル活用し、絶えずアンテナを張っています。
新人とは書きましたが、実は2年前に衝撃と共に購入したアーチストが、
今回紹介する「BENJAMIN BOOKER」です。
経歴
デビュー:2014年
出身:アメリカはニュー・オーリンズ
作品:「Benjamin Booker」
「Witness」
内容
1stアルバム「Benjamin Booker」
初めて聴いたのは、1stアルバム「Benjamin Booker」の1曲目「Violent Shiver」です。
乱暴にかき鳴らされるギターに、しわがれた声のボーカル。
Benjamin Booker - Violent Shiver (AUDIO)
まさに脳天にガツーンときました!
久し振りのロックン・ロール。
あとで知ったのですが、彼は黒人です。
黒人特有なソウルフルな声ではなかったので、勝手に白人をイメージしていました。
ロックの中にもカントリー風味があり、例えるならジョン・メレンキャンプの楽曲を激しいロックン・ロールにした感じ。
言われてみれば、「Spoon Out My Eyeballs」や「By The Evening」なんかはソウルフルでしたね。でもTom Waitsみたいだなぁと思っていました。
VIOLENT SHIVER
2ndアルバム「Witness」
このアルバムも1曲目が凄い!
「Right On You」
Benjamin Booker - Right On You (Official Audio)
あれ?演奏が少し小洒落たかな?
と思ったのもつかの間、あのしゃがれたボーカルが覆いかぶさってきた。
これだよこれこれ!
1作目の成功でおとなしくなったと思ったけど、全然そんなことなかった。
前作と少し違うのは、表題作の「Witness」や「Believe」などの静かめの曲で、ソウルフルな部分を隠すことなく出していること。
1stがロックとカントリーの融合だったら、セカンドはロックとソウルの融合だ。
RIGHT ON YOU
いかがでしたか?
中年になってもロックを愛する気持ちに衰えはありません。
それにしても、若い才能が出てくることは本当に嬉しいです。
これから70歳、80歳になってもロック好きでいたいですね!
では!
胸をかきむしられるような名曲3選【邦楽編】Mo'some Tonebender,Plenty,毛皮のマリーズ
- 胸をかきむしられる曲【邦楽編】
- 「HigH」Mo'some Tonebender
- 「人間そっくり」plenty
- 「晩年」毛皮のマリーズ
【洋楽編】はこちら⬇️