40代男の見る夢

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胸をかきむしられるような名曲3選【邦楽編】Mo'some Tonebender,Plenty,毛皮のマリーズ


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【洋楽編】はこちら⬇️

 

www.kanousei40.com

 

 

胸をかきむしられる曲【邦楽編】

 

洋楽編に続き、邦楽編です。
洋楽編では3アーチストとも、声に特徴がありました。
邦楽編はいかに

 

邦楽は洋楽と違い、歌詞がダイレクトに伝わって来ます。
なので洋楽よりも「声」や「メロディ」以外に「歌詞」の重要性が増して来ます。

 

韻をふむとか、悲しい物語というだけでは、単に切ない音楽に分類されてしまいます。

 

今回はあくまでも「胸をかきむしられる曲」です。
なのでもしかしたら、私の時代背景や、育った環境が大きく影響するかもしれません。

 

ただし、私の中の条件として、「絶対的に良い曲」というものがありますので、
仮に胸をかきむしられなかったとしても、音楽的には絶対にオススメできるものです。

 

それでは早速行って見ましょう!

 

「HigH」Mo'some Tonebender

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2.High 「HELLO」から

 

HELLO

HELLO

 
 

アーチスト:モーサム・トーンベンダー(Mo'some Tonebender)

アルバム:Hello

リリース:2001年

 

完全にトリップすること間違いなしです。
出だしのドラム、かき鳴らされるギター、うねるベース、まさに吐き出されるボーカル。

 

轟音に包まれつつも、眠ってしまいたくなる感覚に陥ってしまう。
優しさはさらさら無く、聴き手に迎合することなく、激しい演奏は続く。

 

その時音は鳴り始め

そして僕はもうでもよくなる

音に抱かれて夢を見る

そして僕はもうとてもよくなる

 

完全にドラッグソング。
そしてエロチシズムを感じさせる。

 

僕の鼓動は倍になり

意識の海が拡がってく

音の波間に飛び込んで

この身をすべて委ねる

 

最後の小節。
最後の「委ねる」のあとカウントが始まり、ドラムがバッチンバッチン煽り、
ボーカルの百々が再度「ゆ〜だ〜ね〜る〜」と吐き出す。
そう、ここが最大のクライマックス。

 

この曲はSonic Youthの「Anagrama」(通称赤盤)を聞いた時以来のトリップ感を味あわせてくれる。

Anagrama

Anagrama

 


Sonic Youth - Anagrama

 

抜け出せなくなるかもしれませんので、聴くのは自己責任でお願いします。

 

「人間そっくり」plenty

 

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plenty

plenty

 

 


人間そっくり

アーチスト:Plenty

アルバム:Plenty

リリース:2012年

 

惜しくも今年(2017年)解散してしまいましたね・・・
ボーカルの江沼の、高くか弱い声が頭の中をこだまします・・・
本当に残念です。

 

さて、このアルバムも死ぬほど聴きました。
韻を踏むとかではないんだけど、メロディと歌詞が気持ちよく融合してるっていうの?ヌメッとしてるというか・・・言葉が見つからないんだけど、気持ちいいんです。

 

子供の頃あった正義感はおもちゃ箱の中
焦燥感は僕の中
「あの頃は良かった」
そんなもんはアルバムの中
後ろ向き人生回れ右

 

前向きな歌のようにも聞こえますが、「前向きに生きよう!」の小節の後に

 

幸福なもんか
この手で何を守れた
何を与えた
耳をふさいで、扉を閉めた
すべて出来て、何も出来ない

 

このような「やっぱり前向きになれない」という歌詞が続きます。
「がんばろう!」「やっぱ無理・・・」の繰り返しに胸をかきむしられるような感覚に陥ります。

 

そして、先ほど「メロディと歌詞が気持ちよく融合してる」って書いたんだけど、次の箇所がそれに当たります。

 

君が髪を切った
キレイだった。すごく似合ってた
問題は君を好きかどうか
楽したい人ばっか、ぼくもそっか、じゃあ何しようか
後ろ向き人生回れ右

 

この歌詞が好きで好きで。
本当に気持ちいんです。不思議。

 

このアルバムには
「人との距離のはかりかた」
「あいという」
を筆頭に名曲揃いですので、ぜひ聞いてみてください。

 

「晩年」毛皮のマリーズ

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毛皮のマリーズ

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愛のテーマ/毛皮のマリーズ

アーチスト:毛皮のマリーズ

アルバム:毛皮のマリーズ

リリース:2010年

 

Youtubeが無い・・・
仕方ないので代表曲である「愛のテーマ」を貼っておきます。

 

この曲が全ジャンル中ナンバー1の胸をかきむしられる曲なのに・・・
どうにかして聞いて欲しいです。

 

天才であり奇人でもある志磨遼平率いる毛皮のマリーズ。
日本人アーチストの中では、ダントツに好きです。
ちなみに2位はBloodthirsty Buthcersです。

姿かたちもなんともロックンローラーで、歌も演奏もロックです。
解散後に結成した「ドレスコーズ」も格好いいです。

 

夢のまた夢だろうが知ったこっちゃない
それが正しくなくても、もうどうだっていいよ
ただ僕らは何か何かとんでもないことがしてみたい
そしてその罪を償い続けたい

 

「その罪を償い続けたい」
悪いことをした後に考えることであって、「償い続けたい」ために何かしでかすなんて・・・衝撃を受けた歌詞です。

 

憎しみに火を灯して僕は立っていよう
ただそれだけでどうにか立っていよう
でも僕はどうしても人を憎むことができない
だからずっと自分を憎んで立っていよう

 

「自分を憎んで立っていよう」の部分でゾワ〜ンと鳥肌が・・・
なんでこんな歌詞が思いつくんだろう?

 

日本では唯一無比の存在。
僕にとっての神です。

 

中毒性が高く、気分が落ち込むことがありますので、気をつけてください。

 

 

いかがでしたか?
洋楽編同様、やはり声に特徴がありますね。

 

それにプラスして、やはり日本語なので歌詞が直接脳天に突き刺さってきます。

もう一つ気づいたのが、どれもファースト・アルバムってこと。
ファーストアルバムって、アーチストの魂がこもっていて、鬼気迫るものがありますね!

 

では!

 

 

 

 


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