デジタル・ネイティブの若者が社長になる時代がやってきた!「40歳が社長になる日 by 岡島悦子」
スポンサードリンク
40歳が社長になる日 by 岡島悦子
うちのような小さな会社だったら、そんなに驚きはない。ちなみにうちの社長は30代で社長になった。
でもこれが大企業だったらどうだろう?
増えてきているとはいえ、やはり大企業の社長といえば、50後半から60歳半ばが相場だろう。
やっぱり安心感・安定感がありますからね。
40代と聞いただけで、「大丈夫?」と思うのが人の性ですね。
ではなぜ、40代の社長が必要なのでしょうか?
「40歳社長」が必要な理由
非連続の成長が必要な今、求められているのは、「破壊的イノベーション」
これからの時代は、それこそ明日も見えません。
そんな時には持続的イノベーションは必要ないのです。
持続的イノベーションとは、」「課題解決」の「深化です。
今の時代に必要なのは、今までの固定観念や成功モデルの構造をまさに「破壊」するリーダーです。
なぜなら、一つのビジネスモデルの寿命は、もはや20年を切っていると言えるのです。
したがって「非連続の成長」が、これからの企業の成長にとって必須になります。
「長時間労働」から「長期間労働」へ
日本の人口統計を見て、はっきりとわかることは、これから日本は構造的恒久的な労働労働供給不足の時代に入ると言うことです。
「キャリアのタグ」の「かけ算」による比較優位性の構築こそが、これからの時代には求められます。
リーダーシップの”型” が変わる
尖っているものをもっと尖らせて、さらに1段あげていこう
「共創のリーダーシップ」こそが、新時代のリーダーの1番の武器となるのです。
イノベーティブなビジョンを掲げるとき、理想となるのは、高度なスキルを持った異能人材を組織に集めてくることです。
今までは、ベクトルを同じ方に向けるために、尖ったものを少し削って丸くしたりすることもリーダーの仕事の一つだったのですが、尖っているものを、より尖らせるとは・・・
組織文化づくりの4つのキーワード
・「善意の失敗を許容する」こと。
・「相互信頼」構築
チームで作った方が、やっぱりいいものができる。
1人の天才が生み出すのではなく、みんなで作っていくのが、これからのイノベーション。
・「自由と規律」
制約条件を作ることによって創意工夫を加速させる
・「理念・文脈づくり」
「40歳社長」になる方法
・課題設定力、先見性、仮説構築力、大局観
・変化抽出力、変化適応力、カオス耐性、胆力
・素直さ、伸びしろ、学習能力
・自己効力感(やっとことがないことに出会った時、「私ならこれをやれそうだ」と思える力)
・比較優位となる強みの自己認識と、機会開発力
・多様性受容力
・越境力、領域をつなぐ力、違う領域の人脈
・共感力、熱量、物語力、チャーミングさ
・機会提供力、コーチング力、環境整備力
・意思決定力、実行力、仮説検証スピード
・チャンスは偶然に起きているわけではない。成功するリーダーたちは、「必然的に偶然を起こす」人たち。
いかがでしたか?
確かに旧態依然とした組織では、たとえ大企業でも生き残れない時代になってきたのでしょう。
これからは、組織に限らず(それこそ個人ブロガーでも)、尖り、破壊し、
現状に満足せず、しかも、自己肯定をしながら突き進む人の時代になってきたと言えます。
ここまで読んで、「これからは若者の時代だ!」と思った人もいると思います。
でもね、上に当てはまる年輩者もいるんです。
そういう方は本当に強いです。
では!