天才シンガーソングライター中村一義!【太陽】
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「金字塔」という世界3大名盤の後に出すセカンドアルバム「太陽」
辛い少年時代、劣悪な家庭環境からひねり出された、
ある種のネガティブパワーが、一般人には理解しがたい
変態的な超名盤を生み出した。
それに対し、このセカンドアルバム「太陽」はバンド形式ということもあるのか、
非常にリラックした感の強い、一般的な名盤だ。
いいですか?
名盤は名盤ですからね。
1曲目「魂の本」
なにも、かにも?(押入られ、押しやって。)
ただ僕等は絶望の”望”を信じる。
なんか、わかんないかなぁ・・・って。
精神的に病んでしまった僕の友人は、この曲を何度もなんども
リピートしてました。「この部分の歌詞が最高なんだ」と。
5曲目「ゆうなぎ」
「太陽」を象徴する、優しい曲。
そして、この目が見るのは、
それを見せたくなって、春を待つ、君と僕さ。
9曲目「晴れたり、曇ったり
これも優しい曲。
僕の声がする!
「聞こてる?ねぇ、雨に泣くより、その先の虹で泣こうよ」
12曲目「笑顔」
このアルバムを代表する曲。
そして、このアルバムを象徴する曲。
そうか、ファーストアルバム「金字塔」には笑顔がなかったんだ。
そしてセカンドアルバム「太陽」には笑顔があふれていたんだ。
翔べるものならば、翔んでるさ。
海を歩ければ、やってるさ。
けど僕等は人であり、君へと笑う。
どうあれ、笑いはずっと、病気を治すように、生まれる前からあって。
そうだね。そんな笑いが解る気持ちなら、涙も笑うかなって。
13曲目「生きている」
優しいけど、未来に向かって進むんだ!と歌う、
実は力強い曲。
生きていることに感謝。
音楽に感謝。そんな歌。
”音”が旅に出て、君と出会って、”歌”に変わって。うん!
生きている。僕は、そう思う。
「完全な安定がないなら、完全な不安定だってないな」
そんなメモ溜まる駅も越えて、よくなる!よくなる!
いかがでしたか?
ファーストアルバム「金字塔」とは打って変わって
朗らかで優しい曲が目立ちます。
賛否両論あり、私も発売当時は、「中村一義、終わった」なんて
格好つけていましたが、やはり名盤です。
表面的な部分しか見えていなかったんですねぇ。
激お薦めなので、ぜひご一聴を!
では