40代男の見る夢

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さようなら!シンガーソングライター中村一義【ERA】そしてJUBILIEE!


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中村一義シリーズ最終章

1st、2ndと天才ぶりを遺憾無く発揮した、中村一義。
地名度も上がり、「Snoozer」では毎号取り上げられていた。

 

さぁ3枚目だ。
ここが勝負の分かれ目になるであろうことは、誰の目にも明らかだった。

 

 

さぁ3枚目!真骨頂なるか「ERA」

 

 

 実は一番よく聴くのが、この「ERA」である。

あとで説明するが、このアルバムには思い出いっぱいの名曲が収録されているのだ。

 

 

まずは

 

2曲目「1.2.3」

 

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突き抜けた感いっぱいの名曲。

オープニングのカウントダウンから、一気に爆発する。

 

キャッチーでいて、平凡ではない名曲です。

 

見てたくもない事ばっかが、度重なって、

視界、ずっと、ずっと、ずっと、歪ませてさ。

あとさきも考えなかった僕等に、

願いを、たった、たった、1個鳴らせるなら・・・。

 

 


1.2.3/中村一義

 

7曲目「ショートホープ」

 

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オープニングと、エンディングのアルペジオの演奏での弾き語りが

印象的な、まさにロックンロールナンバー。

 

最初に通して聴いた時に、真っ先に好きになった曲。

 

誰かが用意してくれた道の上、

上手く、乗れないんだよね。

体は帰れたって、いろんな想いは、

戻る場所がないんだぜ

 

誰のためか、理由つけて吐く前に、もうホント、

君の奥の本当の声、聞かせてよ…聞かせてよ。

この一瞬が永遠というものだから。

 

 

18曲目「ロックンロール」

 

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僕は直感した。

「あ〜中村一義は、きっとこういう音楽がやりたいんだなぁ」と。

ちょっと寂しかった。

 

もちろん名曲だよ?

でも、これは中村一義でなくても作れるんだ。

歌詞も過去と決別したいような、そんな内容。

 

また寝てたの?なぁ、ループ野郎。

ホント、起きろよ。妙な夢想を、もう捨てろよ。

 

どうせあれだろ?言い飽きないの?

死んだ夢だろ?もう、いいんじゃない?

 

20曲目「素晴らしき世界」

 

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エンディングを飾るこの曲を聴いて、完全に理解した。

オタクで、引きこもりで、変態な中村一義はもういないんだと・・・

 

常に進化し、変わっていくことで真価を発揮する人もいれば、

変わらないことで、周りを変えていく人がいる。

 

中村一義は後者だったんだ。

でも、でも、辛い思いをした分、楽しい思いをしたかったんだろうね。

 

さよなら、中村一義。

 

 

さようなら。ここで降ろしてくれ。

たださ、僕は、この両足でね、これで……、

歩きたいんだ…わかるかなぁ。

  

クロだったものも、シロに化かす、ホント

素晴らしき世界だね。

忌まわしき世界だね。

 


中村一義 - 素晴らしき世界

 

さぁいよいよ最後の曲を紹介します。

 

12曲目「ジュビリー」

 

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この曲は、1999年、退職願いを社長に持っていくときに、

車で聴いていた。

 

千葉から東京までの1時間30分、ずっとリピートしていた。

「本当にやめていいんだろうか?」「これからどうなるんだろう・・・」

 

そんな想いと、「やってやる!」「人生これからさ!」

相反する気持ちが交差する中、ずっと聴いていた。

 

「ジュビリー(祝え)」とはよく言ったものだ。

歌詞もこのアルバムでは、唯一昔さながらの変態歌詞だ。

 

真っすぐに背筋を正そうぜ。

病んだビール、開け放って。

すんげえ泥臭い日々にさ、ビート入れ、

街中にバラまこうぜ。

 

あいつらの言う正論は凍りついて。

さぁ、流れ変えてやれ。

一生どん臭い理屈掘りよりか、

まぁ、サイズ合った服、着ようって。

     ↑この部分の歌詞が一番好き!

 

息を吸え(真っすぐに)、息を吸え(今すぐに)、

声を出せ。

 

  

またこのMVがなんとも・・・

凡人には理解できないが、これが天才中村一義の真骨頂。


中村一義 Jubilee ジュビリー

 

いかがでしたか?

全3回に渡ってお送りした、天才シンガーソングライター中村一義特集。

 

知名度がどれくらいあるかはわかりませんが、同時期にデビューした

くるり、スーパーカー(解散)と比べても異質な存在ですよね?

 

「天才」というものに触れてみるのも、面白いと思いますよ。

頭の中がぐちゃぐちゃになっても責任は負えませんが。

 

では! 

 

 


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