働き方改革?やってやろうじゃないの!「なぜあの会社の社員は、「生産性」が高いのか? by 望月禎彦、高橋恭介」【書評】
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なぜあの会社の社員は、「生産性」が高いのか? by 高橋恭介
「働き方改革」が叫ばれる中、「生産性」という言葉もよく耳にするようになりました。
簡単に生産性を上げろっていうけど、実際どうすればいいかわからないのが、現状だと思います。
しかし、実際に生産性を上げている会社があるのも事実。
生産性を上げている会社は、何をやっているのか?
早速見ていきましょう。
できる人の行動を共有し、できる人を増やす仕組み-超実践的「コンピテンシー」のすすめ-
コンピテンシーって何?
コンピテンシーとは、「仕事ができる人の行動特性」
「とにかく行動せよ」という指針の真意
考え方も大事だ。でも、行動に移さなければ意味がない
人はそうそう変えられない。だから・・・
自分をめぐる世の中には3つしかない
- 環境→自分でコントロールできない
- 周囲→自分の身近な人
- 自分自身
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「生産性」をあげる仕組みの土台準備-「コンピテンシーディクショナリー」を使いこなす-
家康の言葉
人の人生には3つの重大な変わり目がある。
- 17、18歳の時で、友人の感化に染まりやすく、自分を見失って悪の道に落ち込む
- 30歳代で、物事に慢心しがちで、老巧者をつい軽視し、暴走する。年配者の豊富な経験を決して無駄にしてはならない
- 40歳になった頃で、経験にもたれ過ぎて、過去ばかりを振り返り、将来を目指さず消極的になりがち。
社員の生産性を上げ、あらゆる問題を解決する人事評価制度
- 正当な人事評価制度である事
- 頑張った社員がきちんと報われるようにする事
- マイナス査定もいとわない事
- 成果だけを評価するのではなくプロセスも評価する事
- 追いかける目標は自分の納得の行くものになる事
生産性が上がる、正当な人事評価制度の作り方
- 「相対評価」ではなく「絶対評価」にする
- 5段階評価をやめて4段階評価にすることで「普通」をなくす
- 指導者というのは評価を上げてくれる人
いかがでしたか?
経営者側としては、生産性を上げて残業を減らしたい。
働く側とすれば、今でもいっぱいいっぱいなのに、どうやったら・・・
働き方改革に疲弊しているのが実態で、「どうやって生産性を上げるか」まではどこも行っていないように感じます。
実際、残業がただなくなるだけでは、働き手側も収入源になりますから、減った残業分をいかに還元するか。
元請けと下請けの関係。
色々問題は山積しております。
ただ過労自殺者が出ている以上、改革の手を緩めるわけにはいけません。
厳しすぎると闇に潜る企業も出るでしょうし、ゆる過ぎれば着手すらしない企業も出るでしょう。
これからどうなっていくのか?
傍観者にならずに真っ正面から向き合っていこうじゃありませんか!
では!