40代男の見る夢

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あの名著がいよいよ漫画化!「君たちはどう生きるか by 吉野源三郎」【書評】


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漫画 君たちはどう生きるか

漫画 君たちはどう生きるか

 

 

 

君たちはどう生きるか (岩波文庫)

君たちはどう生きるか (岩波文庫)

 

 

君たちはどう生きるか by 吉野源三郎

 

 Amazonの紹介文

 

人間としてあるべき姿を求め続ける
コペル君とおじさんの物語。
出版後80年経った今も輝き続ける
歴史的名著が、初のマンガ化!

1937年に出版されて以来、
数多くの人に読み継がれてきた、
吉野源三郎さんの名作「君たちはどう生きるか」。
人間としてどう生きればいいのか、
楽しく読んでいるうちに
自然と考えるように書かれた本書は、
子供はもちろん
多くの大人たちにも
共感をもって迎えられてきました。
勇気、いじめ、貧困、格差、教養、、、
昔も今も変わらない人生のテーマに
真摯に向き合う
主人公のコペル君と叔父さん。
二人の姿勢には、生き方の指針となる言葉が
数多く示されています。
そんな時代を超えた名著が、
原作の良さをそのままに、
マンガの形で、今に蘇りました。
初めて読む人はもちろん、
何度か読んだことのある人も、
一度手にとって、
人生を見つめ直すきっかけに
してほしい一冊です。

 

児童文学者であり、雑誌「世界」の編集長でもある吉野源三郎氏の小説。
出版はなんと1937年!80年前です。

 

恥ずかしながら、私は知りませんでした・・・
日経新聞の朝刊のコーナーで「あの名著が漫画化」と書かれていたのを見て、
初めて知った次第です。

 

全く予備知識もなく、読みたい本が積読されている状態でもある。
でもすぐに読みたいということで、漫画を選択しました。

それでは早速中身を見ていきましょう!
主に気に入った文章をあげいていきたいと思います。

 

  

 


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なぜ苦しい?

  • 正しい道に進もうとしているから、苦しい。
  • 「死んでしまいたい」と思うほど自分を責めるのは、君が正しい生き方を強く求めているからだ

苦しくて正解なんです。
苦しいという感情が湧くということ=正しい道へ進もうともがき苦しむ綺麗な心。

 

とにかく口に出して伝える

  • 自分が正しいと思ったことをちゃんと伝える。もう2度とみんなで間違った方向に流されたりしないように
  • 頭の中だけに閉じ込めているものに意味はない

ちょっと賢い人に限って、この傾向にありますね。
「こんなこと言ったら・・・」「バカにされるかも・・・」「生意気だと思われないか・・・」

 

頭の中に閉じ込めている限り、ノーベル賞もんのアイデアだって、 世界平和に繋がるアイデアだって、ただのゴミ。

 

ありがたいの意味

ありがたい=元の意味は「そうあることがむずかしい」という意味、。つまり「滅多にあることじゃない」という意味。

 

過ちを認める勇気

  • 自分が過っていた場合にそれを男らしく認め、そのために苦しむというのは、それこそ、天地の間で、ただ人間だけができること
  • 自分の過ちを認めることは辛い。しかし過ちを辛く感じるということの中に、人間の立派さがある。

過ちを素直に認めれば、先に進むことができるのに、それでも出来ない人間の愚かさ・・・いや、大人の愚かさかな。

悲しみとは

  • 「王位を失った国王でなかったら、誰が、王位にいないことを悲しむものがあろう」
  • 正しい道義に従って行動する能力を備えたものでなければ、自分の過ちを思って、辛い涙を流しはしないのだ。

 人として正しい事がなんなのかがわからない人は、悲しむこともできない。
悲しみとは、正義・道義があってこそ。

人間に生まれた意義

  • 僕たちは、自分で自分を決定する力を持っている。だから、誤りから立ち直ることもできるのだ。
  • 世の中を回している中心なんて、もしかしたらないのかもしれない。太陽みたいにたった一つの大きな存在が世の中を回しているのではなくて、誰かのためにっていう、小さな意思がひとつひとつ繋がって僕たちの生きる世界は動いている。

 この最後の一文には「ハッ!」とさせられました。
「俺を中心に」「俺なんてただの歯車さ」色々な考え方があります。

 

「誰かのために」という小さな意思で、世界は回っている。
そう考えられることにこそ、人間として生まれた意義があるのかと。

 

いかがでしたか?
漫画で読んだので、まさにあっという間に読めてしまいました。

 

子供の頃に読んでいれば、どう感じたんだろう?
うちの娘(9歳)にも読ませようかなぁと思ったのですが、

 

コペル君とおじさんのノートのやり取り部分は、漫画でなく文となっています。
そこの感じの部分にルビでもふってあれば、年少者でも読めるのに・・・
そこだけが残念でした。

 

では!

 

 

 

 


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