【THE ROLLING STONES】初恋と初体験と受験勉強
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淡い恋の物語と予備校
みなさん、受験勉強はうまくいきましたかぁ〜
私は駄目で、一浪しました・・・
でも、そのおかげで彼女ができたり、より音楽を愛することができました!
早速行ってみましょう!
勉強しなくちゃ・・・
高校時代は麻雀と音楽に明け暮れ、勉強は2の次だった。
当たり前だが、大学受験に失敗した。
言い訳ではないが、私の年代(1970年、71年生まれ)は人数も多く、
倍率も今の受験生が聞いたら、卒倒するようなレベルだった。
予備校に通った
性格上独学は無理だとわかっていたので、予備校に通うことにした。
津田沼にある「代々木ゼミナール」だ。
やる気満々で通い始めたが、予備校には、小中学時代の友人も通っていた。
高校時代には遊んでいなかったので、懐かしくついつい遊び始めた。
・・・麻雀と酒を飲む日々。
上の記事でも書いたが、中学時代の仲間は皆洋楽を愛する奴らばかり。
何を聞いているか尋ねると、THE ROLLING STONESとBOB DYLANと
返事が返ってきた。
古臭いの聴いてんなぁ
と、その時はあまり関心を示さなかった。
ここで転機が・・
予備校でではないのですが、中学時代の初恋の人と再会した。
中学時代は喋ると顔が赤くなってしまうほど、好きで好きでたまらなかった。
たまたま出会い、少し話をした。
「嬉しいなぁ」と会えただけで満足していたら、家に電話がかかってきた。
当時は携帯電話なんか勿論無い。
「テレホンカードってすげぇな!」って時代。
母から「◯◯ちゃんから電話よ〜」と・・・
「エッ!」心臓が飛び出るくらい、驚き、嬉しかったのを
今でもはっきり覚えている。
母親に聞かれたくなかったので、布団にもぐり、音楽をかけた。
その時かけた音楽が、
名盤「Sticky Fingers」の2曲目に収録されている「Sway」だった。
そのアルバムの中には「Brown Sugar」や「Wild Horses」など、
名曲が目白押しだが、私にとっては、「Sway」こそが、
Stonesナンバー1の名曲なのである。
The Rolling Stones - Sway 1970
その子とどうなった?
そこから、ちょくちょく会うようになり、付き合うこととなった。
友人には本当に羨ましがられた。
中学時代は顔もナンバー1に可愛かったし、頭も良く、高校は千葉県下では
ナンバー1の女子校に通い、アメリカにも1年留学していた才女だった。
18歳のクリスマスには男にもなった。
翌朝の太陽の眩しかったこと、いつも吸っていたセブンスターが
この世のものとは思えないほど美味しかったことを、今でもはっきり覚えている。
お互い大学受験をし、彼女は慶◯義塾大学に合格し、私は八王子にある
大学に合格した。
大学に入って最初のうちは途中まで一緒に通ったり、週末会ったりしていたが、
やはり慶◯ボーイズには敵わず、夏までもたずに別れてしまった。
その時にも「Sway」を聴いた。
その時飲んだジャック・ダニエルの不味さと、セブンスターの苦さは今でも
忘れられない。
私も通勤が辛かったので、千葉から八王子に引っ越し、一人暮らしを始めた。
そこから、花の大学生生活が始まるのであった。
・・・続く