糞便移植で死亡事故!
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糞便移植で初の死亡事例
前の記事で、「これからは脳や心臓と同じくらい腸の健康が重要」「これからは健康な人の便を移植する治療が始まり、すでに成果を上げている」と書きました。
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なんかこわいけど、革新的だなぁと興味津々で、これらの記事を見つけては読みふけっていました。
しかし、と言うかやはりというべきか、とうとう死亡事故が発生してしました。
手術の内容は「糞便に含まれる有益な細菌の移植によって患者の腸内バランスを回復する糞便移植」というもの。
この治療を受けた2名が「健康を害する感染症」を発症し、1名が死亡。
この治療に使われたドナーの便には、危険な薬剤耐性菌が含まれていた。
なぜ事故は起こった
医療スタッフが、ドナーの便内に危険はないかを確認するためのスクリーニングを実施せずに移植を行ってしまった。
便移植は画期的な治療法であり、腸内環境を整えるだけでなく、うつ病などの心の病にも有効とされている。
しかし、この治療法にも欠点がある。
効果が確実なものではないということと、合併症を引き起こす可能性があるということだ。
まだまだ一般的ではないこの治療法。
だからこそ、今がいちばん大事な時期だ。
間違いなくこれからを担う治療法になるであろうから、ぜひとも慎重に施術を行ってもらいたいものだ。
では!