「考える」とはスキルなのです!【誰も教えてくれない考えるスキルby芝本秀徳】
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誰も教えてくれない考えるスキル
みなさん、頭悩ませてますか〜
「悩むより考えろ!」とはよく言われますが、そもそも考えるってなんだろう。
今日ご紹介する本はそんな考えることのスキルを磨く本です。
早速行ってみましょう!
誰も教えてくれない 考えるスキル(日経BP Next ICT選書)
- 作者: 芝本秀徳
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2015/08/19
- メディア: Kindle版
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- ジャンル: 本・雑誌・コミック > ビジネス・経済・就職 > 経営 > 経営戦略・管理
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,728円
Amazon紹介文
「わかりやすく話す」「伝わる文章を書く」ーー
これからの基礎となる「考える方法」を説明します。「”ちゃんと考えろ”と言われるけれど、どう考えればいいのか分からない」
ーーそんな方にぴったりの本です。テーマは「考える」。
今の時代、考えないで仕事をすることは、ほぼありません。考えないと仕事になりません。それなのに考える方法はなかなか教えてもらえない。
「ロジカルシンキング」の本は多数ありますが、「本を読んでもなかなか使えるようにならない」という方は少なくありません。その理由は本書に書いています。ロジカルシンキングの前に身につけるスキルが、本書で紹介している5つの「考えるスキル」なのです。
みんな悩んでいる
ちゃんと考えられない人の特徴
- 場当たり的、無計画、論よりRUN
- 「今その話をしていない」と言われる
- 「何を話しているかわからない」と言われる
- おうかがい体質。決められたことを、決められた通りにやる
コンセプチュアルスキル=「なんとなく」を言語化して手応えを感じながら取り扱うスキル
問題解決プロセスと5つの思考スキル
問題仮説のプロセス
- 問題設定(現象の知覚)
- 現状把握(事実の収集)
- 原因分析(構造化)
- 解決策の立案(構造設計)
- 解決策の評価(選択)
- 実行計画(行動への変換)
- 実行(監視と是正)
- 振り返り(教訓)
5つの思考スキル
- 「なんとなくを言葉にする力」
- 「関係をつなぐ力」
- 「構造化する力」
- 「エッセンスを抜き出す力」
- 「抽象の階段を上り下りする力」
思考の敵
- 「思い込みにとらわれる」
- 「聞いたことを鵜呑みにする」
- 「一般論に逃げる」
- 「ショートカットする」
- 「勝ち負けに持ち込む」
なんとなくを言葉にする力
とにかくこれが難しい・・・尊敬する人は、皆この能力に長けているんだよねぇ
戦略
- 勝つためのシナリオ
- 勝つべくして勝つ状況の作り方
分析
- 事実を明らかにすること
ビジネスモデル
- 誰に、何を、どんな売り方で、どのように儲けるのか
プロジェクト
- やったことがないことに取り組むこと
- 戦略を実現するために具体的な取り組み
プロセス改善のプロセス
- 機能の洗い出し
- 現行プロセスの定義
- ギャップの分析
- 代替プロセスの設計
マネジメントの定義
- マネージャーが陥りがちな罠
- 部下やメンバーと競う
- もう立場が違っているのに、かつてのプレーヤーとしての自分が忘れらなくて、部下と同じ土俵で勝負すること
- 自分のコピーを作ろうとする
- 「俺ならそうはしないな」と言う
- 自分がいないとダメな状況を作る
- 評価の基準が変わったことに気づかない
- マネジメントされていない状態とは
- チームや部下の状況に関心を持たず、結果に対して文句を言う」
- 自分がプレーヤーとして業務を行なってしまう
- マネジメントとは
- 自分ができないことを人にやらせることができること
- 結論:マネジメントとは
- チームや部署、メンバーや部下が機能する状況を作り出すこと
- マネジメントとコントロールの違い
- マネジメント=状況を作り出すこと
- コントロール=基準を定めてその範囲内に収めること
- 役員とは?役員の定義
- 自分の権限と権威を部下に使わせる人
関係をつなぐ力
ロジック=「関係」
- 論理(ロジック)の種類
- 原因と結果
- ◯◯だから◯◯した
- 目的と手段
- 〜ために
- 例)記録を残す「ために」インクを出す
- 入力と出力
- 入力を加工して出力にする
- インプットを変換、加工してアウトプットにする
- 例)水とお米を加熱するとご飯になる
- 増幅と均衡
- 増幅
- A社が値引きをすると、B社も値引きをする。値引きスパイラルが始まる
- 均衡
- 価格が上がると需要が増す。需要が増すと、今度は価格が下がる。価格が一方的に上がりっぱなしだったり、需要が増え続けたりはしない。価格と需要で一定の状態を保とうとする。これが均衡。
- 増幅はプラス/プラスですが、均衡はプラス/マイナス
- 抽象と具体
- 全体と部分
構造化する力
構造とは
- 構造とは「関係」と「関係」のつながり
- 現象の奥には構造がある
- ロジックをつないで構造を見える化する
- 問題解決は構造に働きかける
いかがでしたか?
考えるというのは、スキルなのです。
やみくもに考えるだけでは、解決までたどり着きません。
それどころか、考えるが「悩む」に変わってしまう恐れもあります。
「かんがえる」ということを一つのスキルと考え、スキルを磨いていきましょう!
では!