40代男の見る夢

よく読み、よく学び、よく遊び、よく働く。人生最後の日に笑って死ねる人生を歩もう!

製造業で働いている人は必読だぞ!その2【問題解決で面白いほど仕事が捗る本by横田尚哉】


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問題

 

引き続き第2弾です。

前回の記事はこちら

ここに文章

 

 

 

Amazon紹介文

問題解決は、誰でもできます。
私は、問題解決を専門としたコンサルタントとして、
30年以上もの間、クライアントの問題を解決して来ました。

だから、自信を持ってそう言えるのです。
しかし、ビジネスパーソンにとって問題解決は永遠のテーマです。

 

今の状態を知るための「分析」

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分析とは、バラしてまとめること

 

  • 解析まで含めてこそ分析
    • 分析とは、モノやコトを細かく分け、要素や本質を明らかにして、その構造や仕組みを論理的に調べ、ある特質を見えるように整理すること。
  • ビジネスでは「バラしてまとめる」の意
    • 分析は、分解と解析の2つの作業が必要。
  • 見え方を変えること
    • バラす前の見え方と、バラしてまとめた後の見え方が変わっていること

 

徹底的にバラす

 

  • まとまりに関するポイント
    • 問題分析の最初の作業は、バラすこと。ポイントは2つ
      1. まとまりに関するポイント
      2. 細かさに関するポイント
  • モノなら要素構成図、コトなら作業構成図ができる
    • 分解すると、対象の構造が見えてきます。これを、構造化といい、出来上がったものを構成図と言います。

 

役割を考える

 

  • 全てのモノには役割があると考える
  • ファンクションはカタチに優先する
    • 「冷蔵庫が本当に欲しいという人はいない。貯蔵された食品が欲しいのだ。人の要求や要望は、カタチに対してではなく、ファンクションに対してなのだ」

 

言葉に変える

 

  • 伝えるために言葉にする
  • 名詞と他動詞の2語で表現する
    • 例)「メガネ」が《視力を補う》(他動詞)
    • 例)「メガネ」で《視力が上がる》(自動詞)
    • 例)「メガネ」は《視力に効く》(自動詞)

 

具体的な名詞が思い込みを減らす

 

  • 達成を見極めるために具体的な名刺にする
  • 定量的な名詞を使う場合
    • 《部屋を明るくする》→《部屋の照度を上げる》
  • 定性的な名詞を使う場合
    • 《制服を着る》→《見た目を揃える》

 

本質を確実に掴む

 

  • なんのためかを考えると本質に近づく
    • ロジックは「目的−手段」です。
    • 「それはなんのため?」

 


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新しい方法を生み出すための「創造」

 

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創造に必要な3つの要素

 

  • 技術・環境・動機
  • 創造のための要素1①
    • 知識技術を揃える
      • ヒラメキというのは、過去の知識に、なんらかの作用や操作を加えることで、そこにわずかに生まれるもの
  • 創造のための要素1②
    • 経験技術を知る
      • 道草・寄り道・回り道。=いつもと違う行動を取る努力をすること
  • 創造のための要素2
    • 環境を整える
      • 発想に適した物質的環境を用意する
        • 物的環境と心理的環境
        • 物質的環境
          • 1.区切られた空間
          • 2.まとまった時間
          • 3.記録できる環境
          • 邪魔されない環境
    • 発想しやすい心理的環境を作る
      • 1.批判されない環境
      • 2.許されている環境
      • 3.バレない環境
      • 4.怒られない環境
  • 創造のための要素3
    • 価値を使った動機付け
    • 動機付けに重要な「価値」とは「値打ち÷原価」
      • 価値とは
        • 費やす投資や労働をもとに数値化したもの。いわゆる、原価
        • 保有や使用によって得られる機体をもとに数値化したもの。いわゆる、値打ち

 

オペレイティブからクリエイティブに

 

  • 想像はオペレイティブにはできない
  • 結論ありきの活動はクリエイティブとは言えない
  • オペレイティブな思考は確実性の追求
    • やり方が決まっており、その通り実行すれば、誰がやっても同じ成果が得られる活動。
    • IE、TOC、6σといった管理技術は、模範生、確実性、再現性の追求。
  • クリエイティブな思考は特異性の追求
    • 平均値、中央値に向かう収束的な活動ではなく、端部や境界に向かう発散的な活動。
  • SCAMPER
    • Substitute=代用品はないか
    • Combine=組み合わせられないか
    • Adapt=応用できないか
    • Modify=修正できないか
    • Put to another use=他の使い道はないか
    • Eliminate=削減できないか
    • Reverse=逆にできないか

確実に解決させるための「洗練」

 

  • 洗練してこそ、ときめく解決策になる
  • 視点を変えてアラ探し
    • 重箱の隅をつつくように欠点を探す
  • 顧客や専門家の意見も重要
    • どの立場から見ても欠点がなく、誰に見せても指摘がなくなるまで洗練すること
  • 「本質に沿った解決か」を確認
    • 問題可決の落とし穴
      • 解決した先にある姿が、本当に目指していた方向ではない時があります。これが落とし穴。
    • 飛び石の法則
      • 飛び移りやすい石ばかりを選んでいるだけでは、向こう岸には永遠にたどり着けない

 

ワンランク上の「問題解決」

 

  • ビジネス・ノウハウの全てがある
    • 人を動かし組織を動かす
      • 問題解決では、メンバーの経験と知識を有機的につなげていくことが大切
  • ちょっとの苦労と努力を怠らない
    • 普段から取り組めば苦しまない
  • 組織の視点、長期の視点を忘れない
    • 犯人探しをすると今だけの改善策しか出てこない
  • 変える側になっても従う側にならない
    • 「時代を変えるか、時代に従うか。どちらかだ」by ヴィダル・サスーン

 

 

いかがでしたか?
読みながらチェックした箇所が膨大になり、2回に分けてご紹介いたしました。

 

それくらいに中身が詰まった良書です。
特に私のような製造業に携わっている方には、必携の1冊なることでしょう。

 

では!

 

 

 

 


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