リーダーの評価は「計画」で決まる!【誰も教えてくれない計画するスキル】芝本秀徳
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誰も教えてくれない計画するスキル
みなさん、計画立ててますか〜
私は生活面では行き当たりばったりですが、仕事では徹底的に計画を立てます。
今日はその「計画」にフォーカスした本をご紹介したいと思います。
早速行ってみましょう!
誰も教えてくれない 計画するスキル(日経BP Next ICT選書)
- 作者: 芝本秀徳
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2017/02/16
- メディア: Kindle版
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「計画通りにいかない」と悩むなら
この本からやり直そう!
好評の「誰も教えてくれない」シリーズ本の1冊です。仕事をする上では必要なんだけど、会社(もしくは学校)で教えてもらうことがまずないスキルにフォーカスすています。
本書のテーマは「計画するスキル」。仕事をする上で欠かせないスキルですが、「計画を立ててもその通りに進むわけがない」。そう思っているあなたにこそ、本書を読んでほしい。計画とは「守る」ものではありません。計画とは「基準にする」もの、「使うもの」です。
本書の特徴は、正しい考え方を学べるだけでなく、ご自身のスキルとして確実に身につけられることです。スキルを習得するまでの「プロセス」をステップごとに解説しています。本書で解説している方法を普段の仕事に取り入れることで、仕事で約立つ「計画するスキル」を誰でも身につけることができます。
計画とは?
計画とは、何らかの物事を行うために、方法や手順を考え、企てること。また、そうして考え企てた内容のこと。
製造業でお勤めの方はよく聞くフレーズだと思いますが、「品質は設計を超えられない」と言う言葉があります。
それくらい、物事を始める(組み立てる、作成する)前の計画が大事なのです。
「どうせ変更がかかるから、計画しても意味がない」と言う人がいます。
これはまるっきり逆で、変更の可能性があるからこそ、計画を立てるのです。
どうしても計画・段取りって軽視されますよね?
「取り敢えず始めよう」「考える前に動け」なんてね。
計画プロセスの全体像
- ステップ1:要求理解「何が求められているのか?」
- ステップ2:プロジェクト定義「何をするのか?」
- ステップ3:成果物定義「何を作るのか?」
- ステップ4:マイルストーン定義:「いつまでに、どこまで終わらせるのか」
- ステップ5:プロセス設計「どのように進めるのか?」
- ステップ6:スケジュール化「何をうするのか?」
- ステップ7:タスク分解「どんな作業があるのか?」
プロジェクトリーダー、製造現場の製造課長クラスであれば、このステップ全てを理解していないと、作業を的確に指示することができないはずです。
リーダーはとにかく、仕事を振られたら
「真っ先にゴールをイメージし、それを全員で共有すること」
6Rブランク
リーダーはプロジェクトを進めていく中で、次の6つを意識してください。
意識することで、迷子にならず、また迷いそうになった時に正しい道に戻してくれる道しるべになるでしょう。
- 【状況(Real Situation)】:今、何が起きているのか?
- 【問題意識(Recognition)】:その状況をどう捉えているか?
- 【要求(Requirement)】:どんなアプローチで解決するか?
- 【意図・裏づけ・検証(Reason)】:なぜ、その解決策なの?
- 【今回のスコープ(Range of Work)】:今回は何をすればいいの?
- 【期待する効果(Result)】:どんな成果を見込んでいるの?
結果
仕事の成否は計画の段階で決まっていると言っても過言ではありません。
仕事の大きさを把握し、納期を見据え、人員を調達し、ゴールを共有する。
そして、仕事を分解し、納期から逆算し、人員を割り振り、絶えずゴール(目標)に対してずれていないかを確認する。
そしてずれていたら、正しい道に案内する。
これがリーダーの仕事です。
なのでリーダーは上にあげた2つ(計画プロセスの全体像と6Rブランク)を、完全に理解し、計画・実行しなければなりません。
リーダーって大変です。
でもそれが醍醐味でもあります。
いかがでしたか?
リーダーの評価は計画の段階で決まります。
それはそれは大変です。
こんな大変な思いをしているのに、部下からは「いいなぁリーダーは。座ってパソコン眺めてるだけでさぁ〜」なんて思われています。
辛いですね・・・
経営者はもっと大変ですよ〜
では!