参謀の働きなくして、企業の成長はない!【戦略参謀の仕事 by 稲田将人】
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戦略参謀の仕事――プロフェッショナル人材になる79のアドバイス
- 作者: 稲田将人
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2018/02/15
- メディア: Kindle版
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戦略参謀の仕事 プロフェッショナル人材になる79のアドバイス [ 稲田 将人 ]
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > ビジネス・経済・就職 > 経営 > 経営戦略・管理
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,944円
戦略参謀の仕事――プロフェッショナル人材になる79のアドバイス by 稲田将人
皆さんこんちは〜
灼熱の7月、工場勤務の私にとっては地獄の日々です。
暑苦しい前置きはこの辺にしてさっそく行ってみましょう!
企業における参謀とは、どういう存在か
参謀とは?
- トップの手が回っていない事業目線、経営目線の課題や業務に対応する
- 「参謀」機能の有無で、トップのパフォーマンスには大きな差が生じる。
参謀の役割って?
- 全社視点での課題の特定と、それらの優先順位の明確化
- 部門をまたぐ全社視点、事業視点の課題プロジェクトの推進役
- 各部門が健全に組織のPDCAを廻し、事業力を高めるための適切な検証と方針立案の支援と指導
- 事業の現場の適切な把握のための情報収集と分析、戦略や方針の起案
- トップの意思決定の精度を上げるための、事業方針に関する現状分析と起案
- 社内の「神経系統」づくり
なぜ参謀機能が必要になるのか?
トップ目線で経営課題の優先順位を明らかにし、対応する。
参謀はトップと同じ目線で考え、自律的に動く。
適切な「見える化」を進めるだけで、経営判断の精度を高められる
参謀の基本姿勢とマインドセット
- 初めてのことに着手するときは、まずCから
- 問題の「見える化」から入るCをはじめに持ってきて、「CAPD」
- 「戦略さえ手にすれば成長軌道に入っていける」などただの妄想
- 戦略は、事業を理解している当事者が自らの手で策定すべきもの
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問題解決の基本は、MECE×ロジックツリー+仮説思考
- 「現場主義」は「仮説思考」を行う際の重要な基本動作
- 冷静、素直、そして客観的な観察眼
- 上手に「見える化」を行うだけで、ほとんどの問題は解決する
- 「見える化」の工夫の手間は、惜しんではいけない
- 「無駄」を無くそうではなく、「無駄」を探そう
トヨタ生産方式における工程在庫、中間在庫の絞り込みの一番の目的は、物の流れ極小化し、工程に潜む。淀みを起こす原因を浮き彫りにする「見える化」の推進なのです。
「見える化」の工夫は、全てこの「気付き」を、実体化させて知らせるためです。。
仮説思考
- 自分の得た情報から仮説を想定する
- その仮設の真偽を明らかにするために、更に必要とする情報を集めて「見える化」を行う
- その過程、その結果からさらに次の仮説を考え、ど真ん中の答えを探していく思考の進め方
必修の経営知識と実践知
業務の中に潜んでいる様々なムダは、顕在化していないもの
- 動作のムダ
- 運搬のムダ
- 在庫のムダ
- 加工のムダ
- 手待ちのムダ
- 作り過ぎのムダ
- 不良・手直しのムダ
組織のPDCAを正しく起動し、事業運営力を磨き続ける
IBMのトーマス・J・ワトソンの名言
人間の「業」に対処する
トップの押さえの効いていない組織では(縄張り)意識が蔓延する。
いかがでしたか?
会社はトップだけではまわせません。
成長するもしないも、参謀の働きいかんだと言えます。
イエスマンで固めるのではなく、きちんとトップに進言し、時には苦言を呈すくらいでないと、参謀は務まりませんね。
もちろん、トップがそれを許容する懐がないといけませんので、
やはりトップの器というのは重要ですね。
それでは!