あなたの会社、働き方改革は進んでいますか?日経ビジネスAssocie2017年12月号「乗ったもん勝ち、働き方改革」【書評】
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働き方改革
みなさん、働き改革は進んでいますか〜
うちも進めたいのですが、とにかく人手不足で・・・
だからこそ、生産性を上げなければいけないんですけどね。
一筋縄ではいかない案件であることは間違いないです。
でも、達成したら達成感半端ないだろうなぁ〜
早速行ってみましょう!
改革のリアル
1.実感
- 賛成52.8%、反対8.1%、わからない39.4%
- 残業削減にのみ注目が集まり、「働き方改革=残業代削減=会社だけ得をする」
- 3分の1ですでに「成果」
- 成否の鍵は経営者と管理職
これは本当に経営者の本気度にかかってくると思います。
私も経営者側として、真剣に取り組まなくてはなりませんね
2.収入
- 増える=20.7%、減る=23.7%、変わらない=48.7%
- 労働時間は今のままで構わないので、収入は維持したい
これがジレンマ。ただ残業時間を減らすだけでは、収入が減ってしまう。
一生懸命努力し、残業を減らした人の収入が減ってしまうのでは、当然やる気も削がれる。賃金アップと、残業削減を同時に進めないといけないのでしょうね。
これが難しい・・・
3.改革の果実
- 家族と過ごす時間が増えた=57.5%
- 趣味の時間=46.6%
こうなると本当に幸せですよねぇ
4.サービス残業
いまだに3割がサビ残を強いられる
- 仕事量が多く、規定時間内に処理できないから=50.6%
- 上司は申し訳ないと思いつつ、現状では仕方ないと思っている=54.8%
- 上司は50.6%がサビ残を把握している
これは本当にやってはいけない。
働き方改革以前の問題で、どんな理由があるにせよ、残業してもらったら対価はい払わないといけません。それすらできていない会社が「働き方改革」なんてとんでもない!
5.会社の本気度
- 会社からの支援は56.7%が無し
- 4人にひとり上司が「働き改革」の邪魔
1番邪魔しているのは、中間管理職かもしれませんね・・・・
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働き方改革の損得勘定
誰が得するの?
体を休める時間の確保→疲労が軽減→仕事に意欲的→仕事のクオリティがアップ→会社の業績向上→賃上げ。よって従業員がメリットを享受する。
そもそもなぜ働き方を変えなくてはいけないの?
労働力の減少と生産性の低下を食い止め、経済成長と賃上げを実現するため
”抵抗勢力”であり続けるとどうなる?
一緒に働きたくない人として主流から外れることに
これは本当に気をつけないといけません。
気づいたら、自分が反主流派に・・・
そして、誰も相手にしてくれなくなり、居場所がなくなる・・・なんてことも
カルビー会長兼CEO松本晃氏
何の為に働き方改革を行うのか?
- 今より成果を上げる為
- 社員が豊かになる為
残業代が減って浮いたお金は成果をあげた社員で分ければいい。残業代が減って、コストが下がったと言って喜んでいる経営者は愚か。
おそらくこういう経営者は多いはず。
リーダーの為のムダ取りテクニック
現場リーダー
ポイント1:仕事の「見える化」
- 組織の業務をリストアップし、ムダ取りすべきものを仕分ける。どんな対策を行うかを具体的に検討し実行する。
メンバー
ポイント2:職場の「言える化」
- メンバーから本音を聞きだせる関係を作る。仕事の質を高め、問題点や解決策などをすぐに共有、対処できるようにする
テレワークをフル活用する人の極意
メリット
- 通勤時間がない
- 疲労・ストレスがなくなる
- 柔軟なスケジュールが可能になるので、家事や育児、介護などの時間を確保しやすい
- 割り込み仕事が減らせる
- 集中して仕事ができる
デメリット
- 時間の”公私”が曖昧だと”ダラダラ”、ながら”仕事になりやすい
- 仕事関係者とのコミュニケーションがおろそかになりがち
- 始業、終業のメリハリが利かず、長時間労働になりやすい
テレワーク4か条
- 通勤する日と同じ身支度で1日の仕事を始める人
- オフィスと違って人目がつかない分、自立心を持って仕事に取り組むこと
- 上司・部下へのコミュニケーションはオフィスにいる時よりもこまめに行うこと
- リーダーはグループウェアなどで、部下の予定をしっかり把握すること
怒りコントロール法
上司が撒き散らす”イライラ波”は職場の空気を悪くする
まずは一旦冷静になる:「イラっとしている自分」から”離れる”
- 足に意識を向ける
- 冷たい飲み物を飲む
- 深呼吸する
- その場を離れる
イラっとした出来事を振り返る:冷静になって捉え方の偏りを確認する
- イラっとした状況と、その時に感じた気持ちを振り返る
- 自分の捉え方に”偏り”がないかを確認する
- 別の合理的な捉え方がないかを検討する
素直な気持ちは第1感情にあり、それが第2感情「怒り」を生む
これです!夫婦喧嘩もそうですが、とっかかりは小さなことで、「そういえばこんなこともあった」「あの時こんなことされた」と、どんどん今回の件とは関係ないことで「怒り」が増幅されていく。
アクセンチュアが実践している「モチベーション維持」「メンバー育成」のために重視している7つのこと
- メンバーごとに「重点テーマ」を設定。それ以外の業務の負荷を軽減
- 「仕事」と「教育」を切り離し、より効率的な育成手段を模索
- 自分自身の業務をムダ取りし、メンバーをサポートする時間を捻出
- 「いつでも声かけて」と呼びかけ、「ムダに悩ませる時間」をゼロに
- 指示に「手書きメモ」アプリを活用。認識のズレによる手戻りを防ぐ
- 「会社にしてほしいこと」を積極的に提案
- 杓子定規な「残業ゼロ」は目指さず、代わりに連続休暇の取得を促す
やはり上司は、自分自身の仕事のムダ取りを徹底して行い、空いた時間を部活やチームにあてるべきですね。1番忙しくしているリーダーに価値はありませんよ!
いかがでしたか?
今話題の「働き方改革」がお題でした。
経営者の方は本当に頭を悩ませていると思います。
でも自殺者が出たり、劣悪な労働環境で働いている人もいる中、もう待ったなしです。
人手不足も深刻です。
会社をあげて改革を成功させ、ホワイトな環境で、賃金も上がり、家族の時間、趣味の時間が持てる。
そんな未来が待っていると思うとワクワクします。
なんとか幸せを勝ち取ろうじゃありませんか!
では!